電子納品作成時の透水係数単位について
透水係数の単位は、最新のJIS規格(JIS A 1218-2009)より「m/s」へ変更されています。 しかし、電子納品に関する要領・基準では「cm/s」となっており、変更されていません。
電子納品作成時に透水係数の単位をどうしたら良いか、以下の国交省からの回答を参考にしてください。
[質問]
地盤工学会の試験法で透水係数の単位が cm/s から m/s に変わりましたが電子納品要領では cm/s のままになっています。
[回答]
JIS A 1218-1998 から JIS A 1218-2009 への改定に伴い、透水係数 k の単位が cm/s から m/s に変更されましたが、ご指摘の通り、
地質・土質調査成果電子納品要領(案) H20.12の試験コード一覧には「JIS A 1218-1998」との規定があり、単位は cm/s となっています。
透水試験の電子データ(PDF)を地盤工学会基準の m/s で作成した場合、土質試験結果一覧表データのXML(STLIST.XML)にはcm/s へ変換して
記入することが望ましいですが、変換作業が難しい場合は、受発注者間の協議により m/s とする旨を決定して下さい。
JIS A 1218-2009 については、地質・土質調査成果電子納品要領(案)の次期改定において対応する予定です。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。